『片田舎のおっさん、剣聖になる』のキャラ＆声優一覧【豪華声優陣も紹介】

2025年春アニメとして話題を集めている『片田舎のおっさん、剣聖になる』。

キャラクターの魅力はもちろん、声優陣の豪華さにも注目が集まっています。

この記事では、主要キャラクターと担当声優を一覧でご紹介します。

実力派声優が演じるキャラたちの魅力を、代表作とともに詳しく解説します。

ベリル役・平田広明さんの魅力とキャラ詳細

アニメ『片田舎のおっさん、剣聖になる』の主人公であるベリル・ガーデナントは、片田舎の村で剣術道場を営む中年の剣術師範です。

弟子たちの成功を見守りながら、静かに日々を過ごしていた彼のもとに、かつての弟子であるアリューシアが訪れ、王国騎士団の特別指南役として招かれることで、彼の人生は大きく動き出します。

「片田舎の剣聖」と称されるその実力と、穏やかな人柄が物語の軸となり、多くのファンの心を掴んでいます。

ベリル・ガーデナントのキャラクター性とは

ベリルは、代々続く道場を継いだ剣術師範であり、これまでに数多くの優秀な弟子たちを育ててきた存在です。

しかし、本人は「自分の剣の腕は人並みより少し上程度」と謙遜しており、王国騎士団の特別指南役という大役に戸惑いながらも、誠実に務めを果たそうとします。

その控えめながらも確かな実力と、周囲の若者たちを自然と惹きつける人間性が、視聴者に深い共感を与えているのです。

平田広明さんの代表作と演技の見どころ

ベリル役を務める平田広明（ひらた ひろあき）さんは、『ONE PIECE』のサンジ役や、『TIGER & BUNNY』の鏑木・T・虎徹役など、数々の人気キャラクターを演じてきたベテラン声優です。

今回のベリル役では、穏やかで落ち着いた声のトーンに加え、弟子たちとのやり取りに見せるユーモラスさや、戦闘シーンでの鋭い気迫まで、幅広い演技力が光ります。

「おっさんヒーロー」の理想形を体現する彼の演技は、物語全体に厚みを与えてくれます。

おっさん役の平田です、皆さんこんにちは。以前、PVで声を当てた際「アニメ化されたらいいですね～」とお話した記憶がありますが、まさかこんなに早く実現するとは思いませんでした。世のおっさんたちがこのアニメをご覧になって、剣の道に目覚め、その道を極めようと思って下さったら嬉しい限りです。是非とも剣聖になってモテてくださいっ！

アリューシア役・東山奈央さんが演じる凛とした騎士

『おっさん剣聖』において重要な存在のひとりが、アリューシア・シトラスです。

王国騎士団の団長という肩書を持ち、かつての師・ベリルに敬意と愛情を抱きながら、物語の鍵を握る役割を果たします。

そんな彼女を演じるのは、多彩なヒロインを演じてきた実力派声優・東山奈央（とうやま なお）さんです。

アリューシア・シトラスの魅力とキャラ背景

アリューシアは、ベリルの元弟子であり、現在は首都に拠点を置く王国直轄レベリオ騎士団の団長を務めています。

その実力と行動力から「神速のアリューシア」という異名を持ち、戦場では誰よりも迅速かつ的確な動きを見せます。

しかし一方で、師であるベリルに対しては強い敬愛を抱いており、ときにその感情が暴走気味になることも彼女の魅力の一つです。

東山奈央さんが語るアリューシアの可愛らしさ

アリューシアを演じるのは、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』の由比ヶ浜結衣役や、『ゆるキャン△』の志摩リン役などで知られる東山奈央（とうやま なお）さんです。

凛とした女性キャラを演じる一方で、感情表現の振り幅が大きいアリューシアのようなキャラクターには、繊細な演技力と親しみやすさが求められます。

東山さんの声は、騎士団長としての威厳と、師匠を前にした乙女心の揺らぎを同時に表現しており、まさにキャスティングの妙といえるでしょう。

アリューシアは、クールさは保ちつつも、先生のことをかなりすごくとてもお慕いしていて（笑）こっそり嫉妬したり暴走したりするのが可愛らしいキャラクターだと感じています。そして何より先生が、しがないおっさんとして自然体に佇（たたず）みつつも、ここぞというところで勇ましい剣技で窮地を乗り越える姿が素敵です。大人とは、誰かを導くとは、というのを背中で見せてくれる先生です！お楽しみに！

スレナ役・上田瞳さんが演じる最強ランクの冒険者

『おっさん剣聖』に登場するキャラクターの中でも、最強格として描かれているスレナ・リサンデラ。

彼女はベリルの元弟子の一人でありながら、すでに冒険者として世界でも数少ない「ブラックランク」に到達しています。

そんなスレナを演じるのは、『ウマ娘』のゴールドシップ役などで知られる上田瞳（うえだ ひとみ）さんです。

スレナ・リサンデラのキャラ設定と特徴

スレナは「竜双剣のリサンデラ」の異名を持つ冒険者で、双剣の達人として高名な実力者です。

ベリルのもとで学んだ剣術を土台に、実戦で培った経験を加え、ブラックランクという頂点に到達した存在でもあります。

実力派でありながら、ベリルへの深い尊敬と礼節を忘れない姿勢が彼女の魅力で、まっすぐで誠実な性格が際立っています。

上田瞳さんが明かす役作りの裏側

スレナ役を務める上田瞳（うえだ ひとみ）さんは、感情豊かなキャラからクールな役まで幅広く演じてきた実力派。

今回のスレナでは、強者としての圧倒的な存在感と、ベリルに見せる柔らかな表情を巧みに使い分けています。

上田さんの声を通して、スレナの強さだけでなく人間的な温かさが伝わってくるのも大きな魅力です。

スレナ・リサンデラ役を演じます、上田瞳です。
実は「片田舎のおっさん、剣聖になる」の漫画を広告で見かけ、ベリル先生に惹かれ、読ませていただいたことがありまして……！（役と関係のない私個人の感想です）
なのでオーディションに参加できただけでなく、こうしてスレナとのご縁をいただけて本当に嬉しかったです！
強者らしく、でも先生に対しての礼儀は決して忘れない彼女のまっすぐさを表現出来るように努めます！よろしくお願いいたします!!

注目のサブキャラ＆声優紹介：クルニ、フィッセルほか

『おっさん剣聖』では、主人公ベリルや主要キャラクターに加えて、個性豊かなサブキャラクターたちも作品の魅力を支えています。

特に、元気印のクルニや魔法と剣を融合させた戦い方が特徴のフィッセルは、視聴者からの人気も高まっている注目キャラです。

それぞれのキャラに命を吹き込む実力派声優たちの演技も、本作の楽しみのひとつと言えるでしょう。

広瀬ゆうきさんが演じるクルニの元気キャラ

クルニ・クルーシエルは、レベリオ騎士団に所属する若手団員で、ベリルの元弟子です。

修業期間は短かったものの（2年）、ベリルの教えに深く影響を受けており、明るく快活な性格と人懐っこさで周囲を元気にさせる存在です。

そんなクルニを演じるのは、『ハイスコアガール』日高小春役などで知られる広瀬ゆうき（ひろせ ゆうき）さんです。

広瀬さんの声が、クルニのはつらつとした雰囲気をさらに引き立て、画面に登場するたびに元気をもらえるようなキャラクターに仕上がっています。

クルニを演じさせていただきます。広瀬ゆうきです。
尻尾を振ってまっすぐ近づいてくるワンちゃんのようなクルニと出会えて、私の日常もなんだか元気になってきていて幸せです。
見た目に反してかなりの力持ち！なクルニの筋肉量を感じていただけたら嬉しいです。魅力的なヒロインが沢山登場すると見せかけて、タイトルにもある「おっさん」が実は1番のヒロインなのでは…と密かに感じながらアフレコに挑ませていただいています。たまりません。おっさん剣聖、よろしくお願いするっす！！！

矢野妃菜喜さんが演じる魔法剣士・フィッセル

フィッセル・ハーベラーは、王国魔法師団のエースとして活躍するキャラクターで、剣術と魔術を融合させた独自の戦闘スタイルが特徴です。

愛称は「フィス」。ベリルから学んだ剣の教えをベースに、魔法師としての自らの能力を掛け合わせ、戦場でも一目置かれる存在となっています。

この複雑な役柄を演じるのは、『ラブライブ！虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』高咲侑役で人気の矢野妃菜喜（やの ひなき）さんです。

矢野さんの柔らかで芯のある声が、フィッセルの持つ繊細な心情や戦士としての力強さを巧みに表現しています。

この度フィッセル・ハーベラー役を務めさせて頂きます矢野妃菜喜です。
おっさん…とタイトルにはありますが本当にかっこよくて慕われているのが本当にわかる、むしろおっさんだからこその魅力もあるんだろうなと感じております。
フィッセルの実は表情が豊かな所をより引き出せるよう頑張ります！

ベリルの元弟子たちと豪華声優陣の共演

『おっさん剣聖』では、かつてベリルのもとで修行した弟子たちが、それぞれの道で活躍している姿が描かれます。

その中でも、道場を継いだランドリドと、騎士団副団長として登場するヘンブリッツは、物語に深みを与える存在です。

いずれも実力派声優によって演じられており、ベリルとの関係性が丁寧に表現されています。

ランドリド役・高橋英則さんの落ち着いた演技

ランドリド・パトルロックは、かつて「プラチナムランク」の冒険者として名を馳せた人物です。

現在は家庭を持ち、冒険を引退してベリルの道場を任されるなど、落ち着いた人生を歩む元弟子として登場します。

彼を演じるのは、『BORUTO』の猿飛木ノ葉丸役などで知られる高橋英則（たかはし ひでのり）さんです。

穏やかで温かな声がランドリドの人柄にぴったりで、師弟の絆を感じさせる落ち着いた演技が魅力です。

ヘンブリッツ役・石川界人さんによる熱演にも注目

ヘンブリッツ・ドラウトは、レベリオ騎士団の副団長であり、ベリルに模擬戦を挑む実力者です。

一見すると冷静なタイプながら、戦いに対する情熱と誠実さを内に秘めており、そのギャップが印象的なキャラクターです。

彼を演じるのは、『ハイキュー!!』の影山飛雄役で知られる石川界人（いしかわ かいと）さん。

石川さんは、内に秘めた熱さを声に乗せる表現力に定評があり、本作でもその演技が光ります。

ヘンブリッツを演じさせていただく石川界人です。
以前より読んでいた作品に関わることができて光栄です。
これまでの努力や研鑽（けんさん）が花開いていくベリルの姿を見て、出演者ながら心躍らせています。
個人的にも、平田さんの背中を見ながらアフレコができて光栄でした。
迫力のある剣戟（けんげき）をぜひ楽しみにしていただけたらと思います。

首都で出会う個性派キャラたちの声優紹介

ベリルが特別指南役として首都バルトレーンに赴任してからは、個性豊かなキャラクターたちとの出会いが物語をさらに彩ります。

中でも、王国魔法師団長ルーシーや、貧民街出身の少女ミュイなど、背景も性格も異なるキャラが次々に登場。

これらのキャラクターに命を吹き込む声優陣の演技にも、大きな注目が集まっています。

斎藤千和さんが演じる天才魔法師ルーシー

ルーシー・ダイアモンドは、王国魔法師団を率いる団長でありながら、見た目は子供、中身はベリルより年上というユニークなキャラです。

魔術の天才であり、今なお向上心を忘れない探究者でもありながら、どこか気まぐれで掴みどころのない存在として描かれています。

そんなルーシーを演じるのは、『〈物語〉シリーズ』の戦場ヶ原ひたぎ役などで知られる斎藤千和（さいとう ちわ）さん。

斎藤さんの持つシニカルな表現力と知的な声質が、ルーシーのキャラ性を際立たせています。

「片田舎のおっさん」なんて謙遜しているベリルですが、ルーシーから見たらそれはもうピュアで可愛く、信頼に値する存在です。彼女のシニカルな表情の下にある愛情深さを表現出来るよう、丁寧に演じました。
平田さんの自然体なのに格好良過ぎるベリルに、みなさんうっとりすることでしょう。私も何度となく現場で嘆息しました。うっとり。
おじさんの素敵無双をこれでもかと堪能できる作品です。お楽しみに！

仲田ありささんが演じるミュイとジェインの二役

ミュイ・フレイアは、貧民街でたった一人の姉と共に生きてきた少女で、不完全ながらも炎の魔術を使える特別な才能を持っています。

ぶっきらぼうながらも、まっすぐに人と向き合う姿勢が印象的で、ベリルを「先生」ではなく「おっさん」と呼ぶ珍しい存在です。

そんなミュイ・フレイアを演じるのは、『お酒は夫婦になってから』桜井小春役、『聖剣学院の魔剣使い』シャーリ・シャドウアサシン役などで知られる仲田ありさ（なかだ ありさ）さんです。

仲田ありささんは、若手ながらも感情豊かな演技に定評があります。

また、仲田さんはランドリドの娘・ジェイン役も兼ねており、二役を演じ分ける技量にも注目が集まっています。

ミュイ・フレイア役を務めさせていただきます、仲田ありさです。
多くの方に先生と呼ばれるベリルのことを、ぶっきらぼうに『おっさん』と呼ぶのは彼女だけかもしれません。
そんな、不器用ながらも様々な事にまっすぐ向き合うことができるミュイを、ミュイ同様に周りの皆様に助けていただきながら精一杯演じさせていただきました。回を重ねるごとに増していくベリルへの信頼。
きっと皆様もベリルのことを慕う一人になるはず…！放送をお楽しみに！

その他のキャラクターと担当声優を一挙紹介

『おっさん剣聖』は、主要キャラだけでなく、サブキャラクターまで丁寧に描写されているのが魅力の一つです。

脇役ながらも重要な役割を果たす人物たちに、実力派声優が多数起用されており、物語にリアリティと深みを与えています。

アリューシアの家族や町の住人たち、宿の主人や官僚など、それぞれのキャラクターに注目してみると、作品をより楽しめるでしょう。

ベリルの両親を演じる実力派声優たち

物語序盤で登場するベリルの両親もまた、彼の人間性や背景を理解するうえで重要なキャラクターです。

特に父・モルデア・ガーデナントは、道場を息子に託すだけでなく、「嫁を見つけるまで帰ってくるな」と叱咤激励するなど、古風で豪快な父親像を体現しています。

そんなモルデアを演じるのは、数々の名作に出演してきた大ベテラン、内田直哉（うちだ なおや）さんです。

内田直哉さんは、『DEATH NOTE』夜神総一郎役や、『DRIFTERS』織田信長役などで知られ、重厚で説得力のある低音ボイスが特徴。

本作では、田舎道場を守る父親としての威厳と、息子へのさりげない愛情を見事に演じ分けています。

セリフひとつでキャラの深みが伝わる内田さんの演技は、1話という短い登場ながら強い印象を残します。

また、母・フレン・ガーデナントを演じるのは大下洋子（おおじも ようこ）さん。

温かく穏やかな口調で、ベリルの実家での生活や家庭の雰囲気を伝える存在として、物語に癒しと親しみやすさを添えています。

アリューシアの両親や町の人々まで丁寧にキャスト

アリューシアの父と母をはじめ、町の道場師範や騎士団員、子供たちに至るまで、細かなキャスティングが施されています。

例えば、アリューシアの父を演じるのは山口翔平（やまぐち しょうへい）さん、母役は内田愛美（うちだ まみ）さんが担当し、家庭的な雰囲気と温かみを声で表現しています。

また、騎士団員や町道場の門下生、官僚なども登場し、世界観の厚みを支える重要な存在として描かれています。

逢坂良太さんが演じるシュプールの見どころ

シュプールは、物語中盤以降に登場する人物で、自らの信念を貫く硬派なキャラクターです。

強さだけでなく、迷いを抱えながらも突き進む姿が印象的で、ベリルとの関わりの中で少しずつ変化していく様子が描かれます。

このシュプールを演じるのは、『東京リベンジャーズ』橘直人役などで知られる逢坂良太（おおさか りょうた）さん。

逢坂さんは、実直さと感情の揺らぎを繊細に表現し、シュプールというキャラクターの芯の強さを印象づけています。

シュプールを演じさせていただきました逢坂良太です。
シュプールは実直で自分が信じたものに関しては自分を曲げずに生きていくキャラだなと思います。
その彼が実直になりすぎるとどうなるのか是非放送を見届けてもらえると嬉しいです。

『片田舎のおっさん、剣聖になる』のキャラ＆声優一覧【豪華声優陣も紹介】のまとめ

ここまで『片田舎のおっさん、剣聖になる』に登場するキャラクターと、その担当声優陣について紹介してきました。

中年剣術師範ベリルの視点を通して描かれる、元弟子たちや新たに出会う仲間たちとの関係性は、物語に深みを与えています。

師弟の絆、敬意と信頼、そして時にぶつかり合いながら成長していく人間模様が丁寧に描かれており、ただの剣アニメではない、心に響く人間ドラマとしての側面も魅力のひとつです。

加えて、それぞれのキャラクターに命を吹き込む声優陣の演技が、作品の魅力をさらに引き立てています。

作品の世界観をより濃密に体感したい方は、ぜひ声の演技にも注目しながら楽しんでみてください。