皆さんは、窓掃除はお好きですか?
窓ガラスはこまめに拭いていても、 サッシの掃除はつい後回しにしがちです。
この記事では、ハケを使ったサッシ掃除の簡単で効果的な方法をご紹介します。
このテクニックで、サッシの隅々までピカピカにしましょう!
サッシ掃除の基本:ハケの使い方
サッシの掃除には、ハケが意外と便利です。
その理由と正しいハケの選び方、使い方を詳しく解説します。
ハケ選びのポイントとは?
サッシ掃除に最適なハケを選ぶ際、毛の硬さや長さが重要です。
柔らかい毛のハケは細かいホコリを、硬い毛のハケは頑固な汚れを払い落とすのに適しています。
私は普段、二種類のハケを使い分けています。
細かいホコリ用には柔らかめのハケ、汚れ落としにはやや硬めのハケを使用しています。
ハケの柄の長さもポイントです。
長い柄のものを選べば、手が届きにくい部分もラクに掃除できます。
ハケの効果的な使い方とは?
ハケを使う際は、汚れの種類と場所に応じて使い分けることが大切です。
サッシの溝など細かい部分は、細く柔らかい毛のハケでやさしく払います。
私は溝の様子を見て、ホコリが多いようなら先に掃除機で吸い取り、その後ハケを使うようにしています。
その方が、ハケにホコリが絡みつかず、効率的に掃除が進みます!
また、ハケの角度や力加減も重要です。
力を入れすぎるとサッシを傷つける可能性があるので、やさしく払うように心がけてください。
サッシ掃除の応用:汚れの種類と対処法について
サッシの汚れは種類によって掃除方法が異なります。
様々なハケを使って、効果的に落とすコツをご紹介します。
ホコリや砂の汚れには?
ホコリや砂は、特に溜まりやすい汚れです。
これらは柔らかいハケで、やさしく払い落とすことが重要です。
特に、砂は擦るとサッシに傷がつきやすくなります。
(もし、ホコリが毛玉になるくらい溜まっていたら、先につまんで捨てるか掃除機で吸い取りましょう)
サッシの上部から下部へと一方向に払い落とすようにすると、汚れが飛び散りにくく、効率的に掃除ができます。
また、ハケで払った後は、掃除機で残ったホコリを吸い取ると完璧です。
水垢やカビの汚れには?
水垢やカビは、特に湿気の多い場所に発生しやすいものです。
これらの汚れには、硬めのハケで擦り取る方法が有効です。
(乾いたカビは胞子が飛び散るので、吸い込まないように必ずマスクをして、濡らしてから掃除しましょう)
カビは重曹水をスプレーして少し置いてから、ハケで擦ると落ちやすくなります。
普通カビは、カビ取り剤を使用した後にハケで擦り取ると効果的ですが、あまり強い薬剤はサッシを傷めるのでおすすめ出来ません。
出来るだけ強い洗剤を使わずに、時間と体力と工夫でキレイにしましょう!
その他の掃除方法は?
サッシの溝の頑固な汚れを掃除する際に、洗剤を使用せずに行う方法は、以下のようなものがあります。
スポンジ | サッシの溝に合わせてカットしたキッチンスポンジを使用すると、一度で角まで届きやすくなる。 柔らかい面とハード面があるタイプのスポンジが特に便利。 |
刷毛(ハケ) | サッシのレール部分は細くて複雑なので、絵の具筆のような細いハケが便利。 |
歯ブラシ・竹串の使用 | スポンジや柔らかいハケで落ちなかった汚れは、歯ブラシを使う。(届かないところは、竹串を使う) |
ペットボトルと水 | ペットボトルで水を掛けながらブラシで擦ると、あっという間にキレイになる! |
割りばし | ブラシで取れない時は、割りばしを使ってみる。 |
ぞうきん | 最後に、ぞうきんで水拭きする。仕上げにカラ拭きすると、ピカピカになる! (カビ予防にも、カラ拭きはおすすめ!) |
サッシのメーカーも、特に汚れがひどくない場合は洗剤の使用を推奨していません。
樹脂サッシは泥の粒子でも傷つく可能性があるため、定期的に柔らかいスポンジやハケでこまめに掃除をしましょう!
手間を省く掃除のコツとは?
サッシの掃除は手間がかかると思いがちですが、ハケを使えば簡単に済みます。
効率的な掃除の順序
効率的に掃除をするためには、掃除の順序が重要です。
まずは、掃除機で大きなゴミやホコリを吸い取ります。
サッシの溝など細かい部分はハケで丁寧に払い、最後に再度掃除機で仕上げます。
私は、外の砂ボコリを家の中に持ち込みたくないので、仕上げは掃除機は使わずにぞうきん一択です。
掃除用具の準備と管理
掃除用具の準備と管理も、手間を省くポイントです。
ハケや掃除機を、すぐに取り出せる場所に保管しておくと便利です。
掃除用具を一箇所にまとめておくと、パッと思い立った時に行動に移せますよ!
また、ハケは使用後すぐにキレイにすることで、次回使用する際の手間を省けます。
サッシ掃除の頻度とタイミングは?
サッシ掃除をいつ、どれくらいの頻度で行うべきかについて、私の経験をもとにご紹介します。
掃除の理想的な頻度
サッシ掃除の理想的な頻度は、環境や使用状況により異なります。
一般的には、月に一度程度の掃除がおすすめです。
我が家では、「溝のホコリ取りは、掃除機をかけるついでに!」と決めています。
これにより、汚れが蓄積する前に対処できます。
特に花粉の季節や雨の多い時期は、こまめに掃除をすると良いでしょう。
(車道に面したお家なら、外側の砂ボコリの掃除をこまめにしてくださいね)
掃除するベストなタイミング
サッシ掃除のベストなタイミングは、天候や気温を考慮することが大切です。
特に、晴れた日の午前中が理想的ですね。
私は天気の良い日を選んで掃除を行うようにしています。
これにより、掃除後の乾燥も早く、カビの発生を防ぐことができます。
また、気温が低すぎると水拭きした際に凍結する恐れがあるので、適度な気温の日を選ぶことをおすすめします。
(反対に、窓ふきは雨の日にした方が、汚れが柔らかくなることもありますよ)
サッシ掃除で気をつけるべきポイントは?
サッシ掃除をする際に注意すべきポイントを、ハケを使う上での注意事項と合わせて説明します。
サッシを傷つけないための注意点
サッシを掃除する際は、傷をつけないように注意が必要です。
特に、硬いブラシや金属製のツールは避けるべきです。
私はいつも、サッシの素材を傷つけないよう、柔らかいハケや布を使用しています。
強く擦りすぎないように、力加減にも注意しましょう。
ハケのお手入れ方法
ハケを長持ちさせるためには、適切なお手入れが欠かせません。
使用後は必ずホコリや汚れをキレイに払い、乾燥させます。
私は使用後のハケを水洗いし、自然乾燥させることで、次回も快適に使用できるようにしています。
また、定期的にハケの毛が抜けていないかチェックし、劣化が進んでいる場合は新しいものに交換することをおすすめします。
【豆知識】ハケの材質と特徴
サッシ掃除に適したハケを選ぶ際には、材質にも注目しましょう。
主な材質は、二種類あります。
- 獣毛:馬毛・豚毛・ヤギ毛などがある。馬毛は弾力性と柔軟性に優れている。豚毛は硬くコシがあり、弾力性と柔軟性ともに優れている。(靴磨きのブラシにも、よく使われている)ヤギ毛は柔らかく、塗料含みが良いため塗装に広く使われる。獣毛は柔らかいので、細かい隙間の掃除に向いている。
- 化学繊維:ナイロンやポリエステルなどの化繊は吸水性が低いので、湿気の多い場所の掃除に向いている。また、アルカリに弱い獣毛に対して化学変化に強いので、カビが発生しやすいところの掃除にも向いている。
特に馬毛や豚毛、ヤギ毛は、それぞれ独自の特性があり、サッシの種類や汚れの程度に合わせて選ぶと効果的です。
化学繊維のハケは、化学変化に強く耐久性が高いので、湿気の多い場所やカビが発生しやすいサッシの掃除に向いています。」
サッシ掃除の基本と応用⁈ハケを使って簡単キレイにするコツを大公開!のまとめ
サッシの掃除には、目的に合わせたハケを使うことがポイントです。
ハケを選ぶ際には、毛の素材や硬さ・長さが重要です。
柔らかい毛のハケは細かいホコリを、硬い毛のハケは頑固な汚れを払い落とすのに適しています。
また、汚れを溜めないようにこまめに掃除をすることで、サッシを長持ちさせることも出来ます。
(サッシを掃除する際は、傷をつけないように注意してください)
ハケを使いこなして、ピカピカのサッシを簡単にキープしてくださいね!
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